梅干は腹痛にも効く万能薬?

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腹痛あるある

腹痛は梅干で治る?

腹痛は梅干で治る?

梅干の成分

昔からおにぎりやお弁当に梅干は重宝にされています。長時間持ち歩いても食べ物が悪くなることがないですし、梅干の酸味が食欲を増進させるという効用もあります。実際に梅干にはどのような成分があるのでしょうか?梅干というよりも梅自体の成分をみてみましょう。
梅にはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸が豊富で、ビタミンA,B1,B2,Cを含み、カルシウム、カリウム、リンなどのミネラルも含むバランスの取れた植物です。その効用は疲労回復、殺菌・抗菌、風邪や二日酔い、腹痛にも効果があります。ただし、生の梅には青酸が含まれているため、そのまま食べるには適しません。そこで考えられたのが梅干です。保存食でありながら、梅の薬効も取り入れた万能食材と言えましょう。

梅干の腹痛への効果

上記に梅の成分が腹痛にも効果があると書きましたが、梅干もその成分を引き継いでいるので、十分に効果はあります。梅干に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして食欲を増進させて、タンパク質の消化を助けます。腸内細菌の悪玉菌を抑制するという整腸作用の効果もあります。また、梅干の酸味が唾液を多く出させるため、唾液に含まれるアミラーゼがでんぷんの消化を助けるため、胃の負担を軽くさせるという副次的効果もあります。梅干は、内臓の病気に起因する腹痛には効果は見込めませんが、胃もたれや二日酔い、食あたりなどに伴う腹痛には十分効果が見込めそうです。

梅干のその他の効果

梅干にはその他にもいろいろな効果があります。梅干に含まれるクエン酸やベンズアルデヒドに微生物や細菌の繁殖を抑える効果があるので、昔からおにぎり、お弁当に重宝していた理由の裏付けとなっています。
また、梅干に含まれるクエン酸などの有機酸が代謝を活性化して、体内の乳酸を燃焼させ、疲労回復を助けてくれますし、その殺菌効果を利用して、水虫に梅肉をつけて治すという人もいます。同じく喉の殺菌のために、梅のエキスの入った水でうがいをすると効果があるとも言われています。腰痛の湿布の際に梅酒を患部に塗ると効果があるとも言われています。
梅や梅干に含まれる有機酸やビタミンの効果がそのまま直接人体に塗ったりして効くかどうかの科学的な根拠ははっきりしませんが、悪いものではないことは間違いありません。近い将来、日本の科学が解明してくれるでしょう。まだまだ知られていない効能が出てくるかもしれませんね!

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