腹痛と一口にいってもその種類や原因は様々です。市販薬を飲んで休養すれば、治る種類の腹痛もあれば、思わぬ重大な病気が原因の腹痛もあります。簡単に思われがちな腹痛も、判断を間違うと大変なことになりますので、その判断の一助になればと、部位別の腹痛と特徴的な病気について、解説をしています。さらに、腹痛対処に役立つあるある知識もご紹介いたします。
お腹が痛いときにお腹をさするというのは、ごく自然の振る舞いです。お腹に限らず、痛いところをさすったり、手を当てたりすることで、痛みが和らぎます。この「さする」という行為が痛みを緩和することに医学的な根拠があるのかどうかはわかりませんが、なんらかの効果があることは間違いありません。でもさすったり、手当てをしたりするだけで、治る腹痛ばかりではありません。単なる腹痛と思っていたら思わぬ病気が潜んでいるかもしれません。そんな腹痛の判定の手助けになればとこのサイトを立ち上げました。お腹をさするとなぜ痛みが和らぐ?このサイトを作った理由の続きはこちら
最近サラリーマンや学生に多い急な腹痛に過敏性腸症候群があります。原因はストレスといわれている現代病です。過敏性腸症候群に限らず、急な腹痛に襲われた場合、大人であればある程度判断ができますが、子供の場合はそうはいきません。その腹痛が軽いものか、重い症状なのか、端から見てある程度の判断をしなければいけません。そしてなにより大人の腹痛と子供の腹痛とそれぞれ別な病気が絡んでいる場合がありますので、状況をしっかり判断して、速やかにしかるべき措置をとりたいものです。急な腹痛の対処法の続きはこちら
腹痛は消化器系の病気だけが原因というわけではありません。心臓や膀胱などの器官の病気が原因で腹痛が起こることもあります。その腹痛の根本原因は専門の医師でなければ正確な判断はできませんが、その痛む部位によって、ある程度、病気の種類が推測できることもあります。上腹部痛であれば急性膵炎が疑われますし、みぞおちから下腹部あたりに感じた痛みが右下腹部に移動したならば、急性虫垂炎の疑いがあります。女性ならば、下腹部の痛みは月経痛でなければ、女性特有の器官の病気が疑われます。部位別!腹痛で疑われる病気の続きはこちら
腹痛についても世の中にはいろいろな「あるある」があります。そんな「あるある」の中から、「おへそのゴマを取るとお腹が痛くなるというのは本当?」「腹痛は梅干で治る?」ということについて、検証をしてみました。おへそはきれいにすべきですが、いじりすぎは良くないですし、梅干の成分は消化のために役に立つものだということもわかっています。さらに過敏性腸症候群などが原因で突然襲ってくる腹痛を和らげることができるツボがありますので、そのツボのご紹介もしています。腹痛あるあるの続きはこちら
腹痛に梅干が効果があると言われていますが、実際に薬効があるのでしょうか?梅干にはクエン酸などの有機酸、ビタミンA,B1,B2,Cなどのビタミン群、ミネラルなどいろいろな成分が含まれています。それぞれの成分には疲労回復や殺菌などの効果がありますので、腹痛への効果も見込まれます。
女性にとって下腹部痛はよくある種類の痛みですが、毎月の生理に係わる心配のない痛みと他の病気の可能性のある下腹部痛がありますので、見極めることが重要です。特に生理の時期と関係のない激しい下腹部痛の場合は速やかに専門医の受診をお勧めいたします。
子供の急な腹痛は、親でも判断が難しく、過度に慌てすぎても、そのまま様子見していても適切に対応できないことがあります。子供が腹痛を訴えたときには、その様子をよく観察してありのままを医師に伝えることが重要です。腹痛といっても軽いものから重篤な病気までいろいろあるので、その種類を知っておくことも大切です。