お腹が弱い人が覚えておきたいのが、胃腸に負担の少ない食べ物・多い食べ物の種類。お腹の調子が悪い時は消化に良い食品をとることを意識すると、体への負担が減らせます。
【胃腸への負担が少ない食べ物】
・おかゆ
・うどん
・パン
・白身魚
・卵黄
・牛乳
・繊維の少ない野菜(ほうれん草、白菜など)
【調子が悪い時に食べない方が良いもの】
・チャーハン
・てんぷら
・油の多い肉
・繊維が多い野菜(たけのこ、ごぼう、セロリなど)
・塩辛
・アルコール
・コーヒー
お腹の調子が悪い時は、脂っこいものや塩気が強いもの、繊維が多いものは避けましょう。アルコールやカフェインも胃の粘膜を刺激するので避けた方が良いでしょう。お腹が弱い人は調子が良い時であっても、脂っこいものやアルコール類の摂取を減らすと胃腸への負担を減らせます。
お腹の調子は生活習慣と深く結びついているといわれ、不規則な生活リズムが原因で体調を崩すこともあり得ます。腹痛を根本から解消するには、以下のような生活習慣を心がけると良いでしょう。
・規則正しく食事をとる
・朝食をとる
・栄養バランスのとれた食事をとる
・暴飲、暴食を避ける
・適度な運動をする
・充分な睡眠をとる
・喫煙をやめる
朝食をとらない習慣がある人は空腹時の胃の運動が弱まっているといわれています。「朝ご飯を食べていない」という人は、簡単なもので良いので朝食を習慣化するのがおすすめです。睡眠や運動はお腹には関係のないイメージがありますが、睡眠不足は胃が荒れる原因になりますし、運動は全身を刺激し腸の活性化にもつながります。一度に全てを改善するのは難しいですが、自分の取り組める部分から生活習慣を見直していきたいですね。
実は毎日のストレスも腹痛の原因になるものです。日々の生活で多少のストレスは避けられませんが、ストレスをうまくコントロールし自分なりの方法でリフレッシュすることは可能です。嫌いな人がストレスなら、必要以上に話さないうにする。ストレスを感じた日は友達とおしゃべりしたり、趣味に没頭したりする。そんな風にストレスへの上手な対処法を考えることで、精神的な負担が減らせるのではなでしょうか。ネガティブになりやすい人は、プラス思考で考える習慣をつけたり、自分を責める癖を治したり、自分のストレスの原因を分析し、改善策を考えてみましょう。
お腹が弱くて悩んでいる人は、ご紹介したように食事や生活習慣、考え方を見直して、体がどう変化するか試してみてはいかがでしょうか。生活の中の意識を少し変えるだで、以前よりお腹が強くなるかもしれません。もちろん調子が悪い状態が続く場合は医療機関に相談し、医師の指示を仰ぐようにしてください。
腹痛に梅干が効果があると言われていますが、実際に薬効があるのでしょうか?梅干にはクエン酸などの有機酸、ビタミンA,B1,B2,Cなどのビタミン群、ミネラルなどいろいろな成分が含まれています。それぞれの成分には疲労回復や殺菌などの効果がありますので、腹痛への効果も見込まれます。
女性にとって下腹部痛はよくある種類の痛みですが、毎月の生理に係わる心配のない痛みと他の病気の可能性のある下腹部痛がありますので、見極めることが重要です。特に生理の時期と関係のない激しい下腹部痛の場合は速やかに専門医の受診をお勧めいたします。
子供の急な腹痛は、親でも判断が難しく、過度に慌てすぎても、そのまま様子見していても適切に対応できないことがあります。子供が腹痛を訴えたときには、その様子をよく観察してありのままを医師に伝えることが重要です。腹痛といっても軽いものから重篤な病気までいろいろあるので、その種類を知っておくことも大切です。