ストレスが原因の腹痛対処法

現役看護師が教える正しい腹痛対処術

急な腹痛の対処法

急な腹痛はストレスが原因?

急な腹痛はストレスが原因?

過敏性腸症候群とは?

朝、会社や学校に行こうとするとお腹が痛くなったり、あるいは満員電車の中で突然お腹が痛くなったり、試験や会議の前にお腹が痛くなったりという症状が繰り返されることがありませんか?それは過敏性腸症候群かもしれません。
過敏性腸症候群とは、下痢や便秘という便通異常を伴う腹痛や腹鳴、ガスの貯留感などのお腹の不快感が慢性的に繰り返される疾患のことで、現代人の5~10人に一人はその症状に悩まされていると言います。その症状がひどい場合は欠勤や不登校の原因ともなっていて深刻です。

その原因は?

過敏性腸症候群の原因は精神的なストレスによる胃腸の機能の変調と言われています。そのため病院でレントゲンや大腸内視鏡検査をしても異常が見つからないことが多く、適切な治療が受けられない場合もあります。では、なぜストレスで胃腸の機能に障害が起き、腹痛が起こるのでしょうか?
腸は他の臓器よりも密接に脳と関係を持っているため、脳がストレスを感じると自律神経に影響が出て、それが腸に伝わり、過敏性腸症候群の症状が出ます。過敏性腸症候群を発症すると、今度はそれが新たなストレスとなって脳に伝えられます。それがさらに自律神経を乱して過敏性腸症候群を悪化させるという負のスパイラル状態に陥っていきます。
このように腸は脳が受けた精神的ストレスの影響をそのまま受けますので、「脳腸相関」があると言われています。

解決方法は?

過敏性腸症候群の原因はストレスですから、ストレスを解消するのが解決法と言えます。具体的には、食事は規則正しく三食摂って、暴飲暴食は避けるようにします。睡眠や休養は十分に取って、適度な運動を取り入れ、朝の排便を習慣化するようにします。このように日常生活を改善していくことが基本です。なかでも特に食事と運動が重要です。
過敏性腸症候群では、人によって下痢を繰り返したり、便秘を繰り返したりする症状がでますが、下痢の人は香辛料がきいていたり、冷えていたり、あるいは強いアルコールなど胃腸に刺激の強い飲食物は避けるようにします。同様に便秘の人も刺激物は避けて水分や食物繊維を多く摂れる食事を心がけるようにします。運動は、けっして激しいものではなく、ウォーキングやラジオ体操のような軽めの運動を習慣化させることで腸の働きを整える効果が期待できますし、気分転換やストレス解消も図れます。
こういった食事と運動への心配りからライフスタイルを改善していくことが、ストレス解消に効果があります。

急な腹痛の対処法

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